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渋谷ユーロスペースほかにて公開中。
『俺たちに明日はないッス』(監督:タナダユキ)を観た。前2作に比べて、あれれ?っていうくらい、素直に「いいなあ」と思える青春悶々(むろん童貞)映画だった。ちょっとした台詞や構成で映画はこんなにも面白くなるんだ。心がヒリヒリした。脚本・向井さん、流石です。青春映画でありがちな海のシーンがあるんだけど、たぶん初めて、そういうシーンで息を吞んだ。映画の力を感じた。キャスティングも良かった。またいつか彼らに再会したい。
しかし。こういうことがあるから、映画って面白いな、と思う。男の子はこっち側で、勝てない女の子があっち側で、タナダさんは当然あっち側(女の子)なのに視点はこっち側(男の子)から撮ってるわけなんだけど(ややこしいねこれ)、この幾重にかかかったフィルターがとても効果絶大だったんではなかろうか。
それにしても。何だかこないだの『GSワンダーランド』(監督:本田隆一)といい、青春映画が沁みる年頃みたいだ。10代を遠く離れて、いい歳になってきたのかな。なぜか「TEENAGE FANCLUB」っていう素敵なバンド名を思い出す。俺もある種ファンクラブ入りしたのかな…(遠い目)…って落ち着いてる場合ではなく、がつがつギラギラしてないといけない。例え見た目にはわからなくともね。ふはは。
そんなこんなで。
何だかあれこれ落ち着かない。年末な気がしない日々。
ぱぱんが、ぱん。