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ロボゲイシャ・脳子・ドグちゃん…井口昇の奇想ヒロイン、今秋続々登場!
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■本日は『ダンプねえちゃんとホルモン大王』が冬に控える藤原章監督(ブログが超絶に面白過ぎる)と高井戸でお茶しながら打ち合わせ、家に戻って撮りためたミニDV素材をがさごそやったりして、日が暮れて千駄ヶ谷で『古代少女ドグちゃん』編集中の井口組に合流して打ち合わせをして担々麺を食べて渋谷の『吸血少女 対 少女フランケン』チームとNYAFFのマークを囲んだ飲み会とディープな一日だった。

■ところで大ヒット中の『サマーウォーズ』の感想をいろいろ聞いたり読んだり。観賞後、何となく釈然としなかった部分が徐々に明確になってきている。久々に井口昇監督の『脳子の恋』(10月に中川翔子による漫画版の単行本が発売!)の大元のシナリオを読み返していたらまたその部分が明確になった。物語の脳子さんは満たされた幻想に翻弄されながらも、わずらわしく辛い現実の人間関係と、己の人生と向き合う。決して幸福ではない未来に向う覚悟を決め、愛する人の手を握り、歩き出す。ここにもまた「生きていかなきゃね」<(C)前野健太>がある。結局「現実」を生きる事を逃れられない自分たちが、映画に逃避し、また現実に返されるのだ。そんな中、『SR サイタマノラッパー』も『あんにょん由美香』も『ライブテープ』も『レスラー』もまた、否応無しに続き、やがて終わるまでの人生をしっかりと歩け、決して投げるな、確乎たる意志を持って前進せよ、と背中を押してくれる愛おしい作品たちである。『サマーウォーズ』は一件落着はするけど、観賞後の自分の人生への余波は何も無い。でも、それが今一般的に求められている映画なんだろうな、とも思う。フクザツ。

■『ロボゲイシャ』はジャンル的には「コメディ」にくくられるのであろうが、冷静に考えるとかなり絶望的な話である。キャッチコピー通り、まさにすべてのキャラクターたちが地獄へと突き進む。思えば、AV時代の名作『美少女排泄隊』も世界滅亡をどう食い止めるか、ではなく、誰にもどうにもできないその事実をどう受け入れるか、を問う業の深い物語だった。そしてここのところ、井口作品の重要なテーマとなってきているのが、血と血で繋がってしまっている、最もわずらわしく、また最も放っておけない存在である「家族」という関係。それをしかも、女の子目線、しかもゲイシャ、しかもロボットで、しかも「誰が観てもわかるように」笑って泣ける物語に仕立ててしまうワンアンドオンリーな才能。それが井口昇その人である。

■「家族」というテーマは次に控えるTVドラマ『古代少女ドグちゃん』にも多いに通じている。番宣映像が公開されたので御チェックされたし!

http://doguchan.jp/

■第1話のラッシュを見せて頂いたのだが、ドグちゃんを演じる谷澤恵里香がヤバいくらい可愛い。関西ローカルなのがウソみたいな豪華キャストにも注目ですよ。

そんなこんなで。

ぱぱんが、ぱん。

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