こんにちは! ブログ担当の平田です!
松江監督&前野さんによる関西での「ライブテープ」舞台挨拶ツアーも、大盛況の中、無事終了された模様!
特に、2月6日は前野さんのお誕生日とのことでサプライズ企画があったそうですよ! うーん、見たかった!!
そんなこんなで、2009年12月26日から始まった「ライブテープ」の上映も、東京での上映はシアターN渋谷での2月12日(金)の上映が最後。残すところあと5回となりました!(2月8日現在)
おかげさまで、多くのお客さんにお越しいただき、中には、何度も観に来ていただいた「リピーター」の方もチラホラ。今回は、そんなリピーターの方6人にご協力いただき、「『ライブテープ』を何度も観る理由」について、お話をお伺いしました!
集合は、人が込み合う日曜日の吉祥寺駅・15時。今回お集まりいただいたのは、いずれも映画館でよくお見かけするリピーターの方々。
みなさん平田の突然の誘いに快く応じていただきました。
普段は学生さんだったり、会社にお勤めの一般のお客様です。ほとんどがお互いに初対面目。
当然、一度では覚えらるはずのない自己紹介をすませ、まずは映画の撮影ルートを辿りながらの、参加者それぞれの好きなシーンで撮影!
しかも、撮影で使ったのと同じギターを、石指拓郎さんに貸していただいたこともあり、早くも大興奮のリピーターの皆さん!
サングラスもかけて、前野健太コスプレを味わっていただきました。
参加者1:吉田さん(24歳・女性)
観た回数:9回(吉祥寺7回、池袋1回、渋谷1回)
好きなシーン:「18の夏」
参加者2:箕輪さん(29歳・女性)
観た回数:2回(吉祥寺1回、渋谷1回)
好きなシーン:「こころに脂肪がついちゃった」(2回目)
参加者3:ナッツさん(25歳・男性)
観た回数:3回(吉祥寺2回、渋谷1回)
好きなシーン:「マン・ション」
参加者4:新谷さん(31歳・女性)
観た回数:4回(東京国際映画祭1回、吉祥寺3回)
好きなシーン:「ロマンスカー」
参加者5:松田さん(29歳・男性)
観た回数:4回(吉祥寺3回、渋谷1回)
好きなシーン:そこで「sad song」!
参加者6:冨樫さん(25歳・男性)
観た回数:5回(東京国際映画祭1回、吉祥寺3回、渋谷1回)
好きなシーン:「そっか」・・・(?!)
最後は、映画と同じく夕日の美しい井の頭公園ステージで記念撮影!
その後、吉祥寺の名店「いせや」に場所を移し、座談会スタート! (司会は平田が勤めさせいただきました。)
――みなさんが「ライブテープ」を観たきっかけは何だったのですか?
吉田:わたし、実は「ライブテープ」のロケハンに偶然出くわしてたんです!
確か、街中で前野さんが歌っていて「井上陽水とボブ・ディランをかけ合わせたような人だな」って興味を持ったんですが、
周りにスタッフがたくさんいたから、名前を聞けなくて・・・。
でも、「吉祥寺に通ってたら、絶対にまた会える!」って信じてたんです。
そしたら、ポレポレ東中野で「ライブテープ」先行上映を見た友人が、「ライブテープ」を勧めてくれて、あらすじを聞いたら、
「もしかして、それってあのときの・・・映画だったの?」って(笑)
それで調べて、風呂ロック(湯けむりライブテープ)に行って、松江監督と前野さんを見て
「やっぱりこの人たちだ!」と嬉しくなりました。
――それは運命的ですね! まさに、当たり前に奇跡的な毎日の中の1シーン。
箕輪:わたしは松田さんに誘われて観に行きました。元々松江監督の作品が好きでしたし。
それと、ポスターが気になったんですよ。吉祥寺の風景が描かれているでしょ?
わたしは吉祥寺でバイトをしていたこともあって、それに惹かれました。
――わかります! 平田もロンロンでバイトしてましたよ。
若杉さんのポスターは、インパクトがあるし、よく観ると細部までよく描かれていますよね。
ナッツ:僕は「おとぎ話」(バンド)のインストアライブで前野さんのライブを初めて見ました。
それから前野さんのCDをよく聴いていたのですが、いつもはインドア派なので、恥ずかしくてライブに行けなくて・・・。
Youtubeで前野さんの動画を探したら、偶然「ライブテープ」の予告を見つけて、僕の好きな「天気予報」が流れていてびっくり!
ライブは1人だと緊張するけど、映画なら1人で行ける、と思って観に行こうと思いました。
公開前のインストアイベントのサイン会で、前野さんと松江監督に「一番好きな曲は『sad song』です」と言ったら、
松江監督が、「そこでsad song!」とCDのライナーに書いてくれたのですが、観る前だから意味がわからなくて(笑)
――それは、たいそう困惑されたことと思います(笑)
新谷:わたしは元々、山下敦弘監督のファンで、それがきっかけで
松江監督の「あんにょんキムチ」や「童貞。をプロデュース」を観ていました。
その後、友人の勧めで前野さんのライブを初めて観ました。
その2人が映画を作ったとなると、興味津々で、東京国際映画祭を楽しみにしていました。
でも、観る前は、「手持ちカメラで1シーンだと、手ぶれしたりして気持ち悪くならないかな」と不安でもありました。
でも、実際観てみると、映像もとってもきれいで、音もよかった。
それで、観終わった瞬間に「また観よう」と思いました。
――新谷さんは平田の勧めで、前野さんのライブに来てくれたんだよね。
Youtubeでチェックして、すぐにくれた感想が、「歌も見てくれも好みです」、って(笑)
松田:僕は「童貞。をプロデュース」や「あんにょん由美香」を見て、松江監督のファンでした。
でも、実は「ライブテープ」のことは、上映されてると知らなかったんですよ・・・!
大晦日、友達と飲んでいて、「元日は映画が安く観れる日だから、サイコロを振って出た目の映画を観よう」って遊んでたんですね。
それで出たのが「釣りバカ日誌」と「ライブテープ」(笑)たまたま友達が「ライブテープ」を候補の中に入れてたんですよ。
それで調べたら、松江さんの映画だし、元日の映画だし、って偶然が重なってびっくりしました。
それからも、行く度に、友達が偶然観に来ていたり、お客さんにクドカンさんがいらしたり・・・。
後日、クドカンさんが、その日(1月6日)の様子をブログに書いていて嬉しかったですね。
とにかく、行く度に面白い偶然が重なって、すごいなと思います。
――前野さんの曲は、映画館で初めてお聴きになったのですか?
松田:そうです。曲名や歌詞が面白くてインパクトがあるから、初めてだけど、一気につかまれました。
――どんな曲が印象的でしたか?
松田:「豆腐」ですね。「ばったり会った猫ちゃんは、全然豆腐っぽくなくてかっこよかったよー!」って熱唱してるところに、
思わず噴き出してしまいました(笑)
冨樫:僕も「おとぎ話」の有馬さんのブログで「前野健太」さんの名前をよく見ていて。気になってライブに行きました。
その時、前野さんがMCで「東京国際映画祭のグリーンカーペットを歩きます」と、宣伝をしていて映画のことを知りました。
その後に、「同じグリーンカーペットを歩く広末涼子さんにこの曲を捧げます」と言って歌いだしたのが「豆腐」(笑)
――ここでも「豆腐」が(笑)
冨樫:その次の週、東京国際映画祭にも見に行って。
それ以降、CD買ったり、ライブに通ううちに、どっぷりハマっていきましたね。
――きっかけは、映画だったり、音楽だったり、偶然だったり、みなさん違っていて面白いですね。
ところで、みなさんの好きなシーンは?
吉田:冒頭の「18の夏」です。
人ごみの中から、いきなりギターの音が聞こえてきて、「失楽園でぬいてた~」という歌が始まるのが衝撃的で・・・
その瞬間、日常から、非日常に変わって、映画が始まる! ってワクワクしますね。何度観てもドキドキする。
あと、歌い出す前の参拝客の話し声も面白い。
武蔵野八幡宮には、普段は人が全然いないんですけど、お正月はたくさんの方が並んでいるのも新鮮でした。
箕輪:わたしは2回目の「こころに脂肪がついちゃった」です。
「これが、120%出してる、ってこと・・・?」って、思いながら観ました(笑)
前野さんは頑張ってるのに、商店街の人たちは「変な人」って感じで見てる、そのギャップが面白かったです。
ナッツ:僕は「マン・ション」。
その前のシーン、「こころに脂肪がついちゃった」では緊張感がありましたが、監督が「もっと格好悪く!」と前野さんに言って、
前野さんが吹き出すところが、観ている僕も緊張感がほぐれて、ほっとしました。
個人的には、歌詞に思い入れがあって大好きな曲、というところも大きいです。
別れてしまった恋人と自分のことを歌われているようで・・・、初めて聴いたときは動揺しました。
新谷:わたしはハモニカ横丁での「ロマンスカー」。
画面が急に暗くなって、前野さんと吉田さん(二胡)の二人の世界が出来上がるのが、
それまでのストリート感とギャップがあってゾクっとします。
あと、おじさんが横を通りすぎるときに、スタッフを意識してますよね
その時に、わたしも「カメラの周りにはスタッフの人がいるんだな」ってはじめて気がついて面白かったです。
吉田:わたしもこのシーンは好きですね。
エモーショナルな曲の後に、その感情をかみしめるように前野さんが歩いていくところに感動しました。
このシーンで写っている「なよ乃」というお店にはよく行くのですが、いつもの風景がとてもドラマチックに見えましたね。
松田:僕は、「そこで『sad song』!」です。
この、松江監督の叫び声から、クライマックスに入っていく感じに、気持ちが盛り上がります。
「撮影現場では、カメラの近藤さんが横断歩道を前野さんと一緒に渡ろうとしたけど、松江監督がそれを止めた」というやりとりを、
後日、松江監督が「意識が飛んでいて、そのことを一切覚えていない」、というエピソードを聞いて、
この映画の「作為」と「非作為」が混在しているのが象徴的に表れていると思いました。
これは、先日の「おとぎ話」の有馬さんのトークショーを聞いて、自分でも気が付いたことなんです。
冨樫:ぼくは、前野さんが「そっか」って言うところが好きです。(注:井の頭公園へと続く階段の場面。)
その前のシーンは、松江監督が前野さんに質問してるけど、その後アドリブで前野さんから松江さんに「映画を撮る理由」を質問して、
段取りにはないこのやりとりの答えや表情に、前野さんの演技ではない、素の人間っぽさを感じました。
そこから「天気予報」に繋がる流れもいいですよね。
――さすがリピーターの皆さん、視点がマニアックですね。
さて、今日の本題ですが、なぜみなさんは「ライブテープ」を何度も観に行かれるのでしょうか?
吉田:吉祥寺の公開初日に行ったのですが、音楽がいいし、吉祥寺の街もいいし、同時に、観ながら色々考えてしまって・・・
1回観ただけではダメだと思いました。
吉祥寺だけで7回観たのですが、毎回見ようと意識して行ったのではなく、たまたま吉祥寺にいたから観た、という日もあります。
バウスシアターの会員だから、いつも1000円で見られることも大きいですね。
吉祥寺で見たときは、全部座る場所を変えて、音の変化を楽しみました。
――さすが、最多リピーター! 楽しみ方が尋常ではない(笑)
吉田:その後も、池袋の音が違う、って話を聞いたり、渋谷の英語字幕が観たいな、と思い、何度も足を運びました。
・・・実は、わたしはイギリス留学から帰ってきた2008年、弟や友人が相次いで亡くなってしまったんです・・・特に、弟の死はしんどかった。
だから、自分と似た境遇の松江監督が「お正月に映画を撮りたかった」気持ちがよくわかるんです。
自分は映画を撮るようなことを何もできてないけど・・・勇気付けらました。
また、わたしはイギリスで、ストリートミュージシャンと一緒にトロンボーンを演奏していた経験があるんです。
だから、「ライブテープ」を観ると、そのときの楽しさや、冬の日の冷たい手先の感覚も同時に思い出して共感できるんですね。
「ライブテープ」を観ると、楽しさと悲しみを同時に思い出す、複雑な気持ちがあります。
そうやって毎回違うことを考えながら観ていますが、何度も観るうちにふっ切れてきて、もやもやがスッキリするようになりました。
観たあとは、いつも前向きな気持ちになれます。
ナッツ:僕は、1回目は知人を誘って吉祥寺の初日に観にいきました。
その時、知人が気を利かせてくれて、彼女がいない僕のために、「後ろで並んでる子がかわいいから、一緒に観たら?」ってムチャぶりを(笑)
思い切って「一緒に観ませんか?」ってその子に声をかかえたら、「いいですよ」と言ってくれて。
そんな経験、人生で初めてだったから、すごく緊張して。でも、映画はすごく感動して。
・・・その2つの気持ちが頭の中でグチャグチャになってました(笑)
上映後は、その子が松江監督のファンだとうことを話しただけで、名前も連絡先も聞かずに別れてしまいました・・・。
そんな風で、初回はまともに映画を観られなかったので、もう一度1人で観にいったら、前と違うところが見えて驚きました。
最初は、CDで聴いて好きな曲のところばかり覚えてたけど、2回目は「青い部屋」がきれいな曲だな、とか。
先日のシアターNで、「おとぎ話」の有馬さんがゲストでいらした日は、実は僕の誕生日だったんです!
「ライブテープ」を知ったきっかけになった有馬さんと前野さんが来るから、と、意を決して、渋谷という大都会に行きました(笑)
そしたら、劇場で、本物の前野さんを観て動揺してしまい、チケットを失くしてしまって・・・。
泣きそうになりながら、劇場の方に説明したら、「最後に入れば大丈夫ですよ」って言ってもらえて嬉しかったです。
トークショーも二人が仲良くて、見てて幸せな気持ちになりました。
「ライブテープ」を見るたびに、色んな人との繋がりがあるから、見たら何かあるんじゃないか、ってわくわくします。
新谷:わたしは、東京国際映画祭で最初に観終わったときに「また観よう」と思いました。
一回面白いと思った映画は、何度も観に行きたくなるタイプなんですよ。
それで、色んな人にみてほしいと思って、友達を連れて何度も見に行くんですね。
友達は、勧めるだけじゃ見に行ってくれないから(笑)
あと、先日の曽我部さんのブログを見たら、また俄然観に行きたくなりました!
松田:僕は、最初に観たときに、前野さんの曲がいいなと思いました。
で、次の日、わざわざバウスシアターにサントラを買いに行ったんですよ(笑)
それで、サントラを聴いてみたら、台詞以外は全曲入っていて、サントラを聴いてるうちに、映像付きで観たくなるんですね。
それで、また観に行くと、いろんな物が写っていて、それを発見する度に、
またそれを確認するために観に行きたなって、サントラ聴いて、っていうスパイラルにハマって(笑)
普段は使わない集中力を使って、街や人の様子に注意を向けて観ています。
とにかく、楽しみつくすには、1回では足りない・・・。
僕も、観る度に、人と人が繋がるから、そういうワクワクした気持ちで見に行きます。
冨樫:僕も1回では観つくせないと感じました。歌、ギター、街の音、風景、人・・・観るところが多すぎる!
観る度に新しい発見があります。吉祥寺のことをよく知らないのもあり、景色も新鮮です。
舞台挨拶が頻繁にあるのもいいですね。僕は、公開初日や大晦日、最終日など、トーク付きの日を狙っていくようになりました。
裏話が聞けておトクですし、それを聞いたらまた行きたくなります。
何より、「映画を観てもらいたい」というスタッフの気持ちが伝わってくるし、応援したくなる。
あと、監督や出演者と話したり、サインがもらえるのもうれしいです。
公開初日に行ったら、DAVID BOWIEたちのみなさんが勢ぞろいだったので、思わず皆さんにサインをもらいました。
――それは激レアですね!ぜひ写真に撮らせてください。

冨樫:POPさん、髪の毛を書き足されたんですよ(笑)
――それはヒドイ(笑)! ところでみなさん、シアターN渋谷で見た印象はどうでしたか?
ナッツ:シアターN渋谷は、席とスクリーンの距離が近くて、映像もクリアだし、芝居小屋で演劇を観ているような感じがしました。
冨樫:僕は、シアターNでは音がはっきり聴こえました。
サントラとは違って、音響を工夫しているところがはっきりと感じられて、
「次はどんな音の変化があるのかな?」ってワクワクしながら見ました。
シアターNで見た5回目が一番面白かった(笑)
新谷:わたしはまだ渋谷で観てないから、来週2回観に行きます・・・
連れて行きたい友達の予定が合わなかったので、2回に分けていくんです(笑)
松田:僕はもともと吉祥寺に思い入れがあったから、そうじゃないところで観たかったんです。
渋谷で観たら、映像も音もクリアで、客観的に観ても面白かった。
渋谷の英語字幕で観たときの、サングラスをもらう子どもとお母さんの英訳が面白かったです(笑)
個人的には、通常版を観た後に、英語字幕を見てよかったかな、と思います。どうしても英語字幕を目で追ってしまうから。
――英語字幕から入った新谷さんはどうでしたか?
新谷:わたしは、最初が英語字幕だったけど、違和感はありませんでしたよ。とてもスタイリッシュに感じました。
――映画を観ていて、疑問に思ったことはありますか?
松田:あの・・・なんで前野さんは、上映後のミニライブで、よく「鴨川」を歌うんですか?
――それは、本番で「鴨川」を歌う予定だったから、なのだそうです。
当初は、高架下の警察署の前を通過する予定だったのですが、ちょうどデモ部隊が歩いていて撮影が難しそうだ、との情報が入り、
急遽ルートを変え、吉祥寺ロンロンの中を歩いたので、その結果、歌うはずだった「鴨川」がお蔵入りとなったそう。
だから、前野さんの中では、歌うはずだった曲、ということで、上映後に「鴨川」をよく歌うんです。
松田:なるほどー。
ナッツ:・・・素朴な疑問なのですが、二胡の吉田さんやサックスのあだちさんは、
どんなルートで、ラストシーンに向ったのかな、って(笑)
一同:あ、それ気になった!
――それについては、さすがの平田にもわかりませんね(笑)
DAVID BOWIEたちの撮影裏話はPOP鈴木さんのブログが秀逸ですよ。
さてさて、みなさん、本日はお集まりいただきありがとうございました。最後に今日の感想を!
吉田:わたしは普段からよく行く吉祥寺ですが、撮影のルートをみんなで歩いてみて、
「週末はやっぱり混んでいて、お正月は人が少ないんだな」とか「メンチカツの行列がないな」
といったことに気付いて、不思議な感じでした。
箕輪:わたしは「ライブテープ」って「入れ子構造」だと思うんです。
吉祥寺で観たら、映画に出てくる映画館で観ている、っていう不思議な感覚がある。
今日は、それをスクリーンで覗いてるだけでなく、その中に自分たちがいるのが面白かった。
サングラスかけたら、何にも見えないし、人がたくさんいて上手く歩けないし、
こんな中歌いながら歩いた前野さんはすごいなって思いました。
よく観ると、映画の中でも、人にギターがぶつからないようにして歩いていますよね。
ナッツ:コーンスープの缶をこすれてよかったです(笑)
実際に撮影場所に行って、あの日前野さんが観た風景を見ることができてドキドキしました。
こんなに人がたくさんいて、しかも寒くて、こんな過酷な状況で歌うのは本当にすごいな、と思いました。
松江監督も前野さんもスタッフの方々も、かなりの「自信」と「伝えたいという想い」がないと、映画はできないと思います。
新谷:わたしは、映画のシーンを通しで歩くって、自分1人だったら絶対やらないからよかった。
すでに変わっている風景もあるけど、10年、20年もすると、もっと変わっていくから、その時また観たいと思います。
好きなシーンで撮影しているときは、こういうときギターがさっと弾けたらカッコイイのにな、と思いました・・・
これから、ギター、練習します(笑)
松田:僕は「ごっこ遊び」というか、追体験できて、撮影現場の気持ちがわかる、という以上に、
単純に好きな映画で遊べて楽しかったです。

――「sad song」現場での撮影は、臨場感を出すために、1人だけ横断歩道の向こうで
しばらく立っていていただきましたが、どういうお気持ちでしたか?
松田:「・・・うん・・・」(しばしの無言)
――・・・お気持ちお察しします・・・!
冨樫:僕は、初めて撮影ルートを辿って歩いて、「あのシーンの壁が変わってる」とか、変わっちゃった風景を見たことで、
「ライブテープ」でしか観られない「2009年元日の吉祥寺」を記録していることに、改めて面白さを感じました。
サングラスをかけていると、思ったより恥ずかしくなくて、勇気がもらえました。
ただ、外す瞬間は、素に戻って恥ずかしいですね(笑)
――最後の最後!これからのみなさんのことが気になる平田からの質問です。
「ライブテープ」を観たことで、ご自身に何か変化は起きましたか?
ナッツ:上映後、前野さんが生で歌っているのを見て、ライブを聴くのはいいな、と思いました。
こんな衝撃は、中学のときに友達に連れていってもらったGacktさんのライブ以来でした(笑)
なので、今年は「部屋から出るぞ!」という目標ができましたね。
今日仲良くなった冨樫さんと一緒に、前野さんのライブに行きます!
冨樫:ポレポレ東中野の「あんにょん由美香」も行きたいよね。
松田&箕輪:僕たちも、音楽には疎いのですが・・・前野さんのライブに行きたいと思っています!
吉田:わたしは、「ライブテープ」には松江監督の個人的な想いがつまっていて、自分でもとても共感するけど、
映画は作れない・・・けど、わたしも何かやらなきゃ、って思うようになりました。
・・・あ、わたし、石川の上映、行くかも。
――え?! 吉田さん、10回目は、石川でご覧になるんですか?!
一同:(爆笑)
・・・というところで、座談会はお開き!
「ライブテープ」へのみなさんの感想を、互いに聞きながら、何度もうなずきあったり、笑ったり、目頭が熱くなったり、と、
とても濃い時間を過ごさせていただきました。
何より、「ライブテープ」がみなさんの新しいきっかけになったようで、平田はとてもうれしいです!

参加していただいた吉田さん、ナッツさん、冨樫さん、新谷さん、松田さん、箕輪さん、ありがとうございました!
そして、ギターを貸していただいた石指さん、本当にありがとうございました!!!
ではでは、今日も生きていかなきゃね~~~!!!
平田
☆今日のおまけphoto
「マン・ション」撮影現場にて、マストアイテムのコーンスープを買おうとしたら、なんと売り切れ・・・!!
「『ライブテープ」効果だよ!!」と興奮の一同でした☆
みんな、DA・I・SU・KI!